紙本墨画 各縦一七六・〇 横九二・三 桃山時代(十七世紀) 「松下童子図」とも呼ばれるこの襖絵は、まさしく等伯晩年の作風を示している。童子の衣紋線の筆法は、以下の「竹林七賢図」のそれと共通点をもつ。
『竹林七賢図』には「白雪舟五代長谷川法眼等伯筆」の署名および「長谷川」「等伯」の二印がそなわる。さらに「六十九歳」と記す。六十九歳ならば慶長十二年(1607)の作ということになる。